最近はデザインを学習する方法も増えてきて、独学で学ぶことも可能になってきました!
しかしデザインを学び始めたとき、「何から始めたら良いのか」「どこを重点的に学んでおけば良いのか」悩む部分が多々あるかと思います!そこで今の記事では、現役デザイナーが厳選したデザインの学習にオススメの本をご紹介します!
デザインオススメ本(デザインの基本を学びたい方向け)
なるほどデザイン
デザインの基礎や概念、ルールを図形やイラスト、画像などのビジュアルで解説している書籍になります。身近にあるものに例られていたり、名前の通り「なるほど!」と思うことが多々あります。
考え方が難しい部分も直感的に表現してくれているため、これからデザインを学ぶ方におすすめの書籍です。
【著者】筒井 美希
【発行日】2015/07/31
ノンデザイナーズ・デザインブック
元々デザイナーではない方向けに書かれた書籍で全くデザイン知識がない方でも理解できるようになっています。Webデザインに限らず、プレゼン資料や名刺など、デザイナーではない方にとっても役立つ内容が盛り沢山です。デザインの理論を体系的に学ぶことができるオススメの一冊です。
【著者】Robin Williams
【発行日】2016/06/30
デザイン入門教室
デザインの基本から全体的な制作のフローまで網羅している書籍。
1つ1つの内容に対して、膨大な情報量が記載され、教科書的に読めるため、手元に置いておきたい一冊です。「私にはセンスがない」と思っている方こそ、是非読んでほしいです。
【著者】坂本 伸二
【発行日】2015/07/01
けっきょく、よはく。
余白をテーマに、レイアウトデザインについて紹介している書籍になります。
テーマ毎にNG例とOK例を比較して解説してくれるので、理解しやすくスラスラと読み進めることができます。余白を空けるのが怖いという「余白恐怖症」の方は読む価値のある一冊です。
【著者】ingectar
【発行日】2018/07/20
あたらしい、あしらい。
あしらいをテーマに、レイアウトデザインについて紹介している書籍。
デザインの現場でよく聞く「あしらい」を、更に洗練した印象にするためのテクニックが多々記載されています。実務経験がない方は、特に頭に入れておきたい内容ばかりです。
【著者】ingectar-e
【発行日】2020/08/31
勝てるデザイン
元任天堂のデザイナーであり、現在クリエイターが集まるオンラインコミュニティ「前田デザイン教室」を主催されている前田高志さんが手掛けた書籍になります。手を動かしながら行う課題もあり、インプットとアウトプットの両方行えるオススメの一冊です。
【著者】前田 高志
【発行日】2021/03/17
だから、そのデザインはダメなんだ。
ユーザー視点に立ったデザイン設計について、解説している書籍になります。
見開き2ページの○×形式でデザインのポイントや考え方を分かりやすく解説してくれています。
現在、Web制作に携わっている職種の方にオススメの一冊です。
【著者】香西 睦
【発行日】2016/04/22
あるあるデザイン
デザインでよくある手法についての様々な魅せ方や引き出しを紹介している書籍になります。
あるあるデザインをパッと思い出したい、テキストで更にデザインを魅力的に伝えたい、そんな時に活用できるようなレイアウトフレーズをまとめています。270点もの作例があり、制作のお共としてオススメの一冊です。
【著者】ingectar
【発行日】2019/01/18
デザインオススメ本(フォントについて極めたい方向け)
絶対フォント感を身につける。
様々な書体を見分け、言い当てることのできるスキル「絶対フォント感」を身につける書籍になります。明朝体やゴシック体、デザイン書体など、カテゴリが分かりやすく分けられています。街中などで身近に気になった書体があれば、是非こちらを読んで理解を深めてみてほしいです。
【著者】MdN編集部
【発行日】2018/11/15
ほんとに、フォント。
フォントをテーマに、レイアウトデザインについて紹介している書籍になります。フォントの選定や使い方のコツなど、フォントセンスを磨くことができる内容になっています。ターゲットに合うフォントは何かな?デザインイメージに合っているかな?とよく迷われる方には特にオススメです。
【著者】ingectar-e
【発行日】2019/02/20
となりのヘルベチカ
フォントの擬人化漫画で、書体知識を0から楽しく学ぶことができる書籍になります。
キャラクターがそれぞれの書体の成り立ちや特徴を紹介しています。
漫画家である芦谷國一さんらしい不思議な欧文フォント入門コミックです。
【著者】芦谷國一
【発行日】2019/09/26
フォントのふしぎ
高級ブランドのロゴはなぜ高級に見えるのか?ファッション雑誌のロゴはなぜお洒落に見えるのか?
ふとした時に誰しもが感じる素朴な疑問をデザイン視点から詳細に解説しています。意外と知らなかった!と思うような内容が多々あり、フォントの不思議を解決したい方にオススメの一冊です。
【著者】小林 章
【発行日】2011/01/17
フォントが活きるデザインの基本。
デザインで「文字」と「フォント」を活かすにはどうしたら良いか紹介している書籍。
普段何気なく使っている文字をデザイン要素として活用していく手法を知ることができます。ご自身である一定の基準を元にフォント選定し、デザインに組み込んでいきたい方にオススメの一冊です。
【著者】MdN編集部
【発行日】2020/12/22
実例付きフォント字典
実際に、商品やサービスに使われている実例を添えて、フォントについて紹介している書籍になります。制作側のコメントもあり、目的や意図を頭に入れたうえで、理解を深めることができます。より実務的に学びたい方は是非目を通しておきたい書籍の一つです。
【著者】パイ インターナショナル
【発行日】2018/04/20
フォントの話をしよう
「文字のあるところにフォントあり」と文字と書体を使い方を解説している書籍になります。
フォントメーカーやフォント環境を提供する側のお話もあわせて収録されています。
書体選びのコツからオリジナル文字のデザインまで、幅広く理解を深めたい方にオススメです。
【著者】パイ インターナショナル
【発行日】2021/08/23
デザインオススメ本(配色について極めたい方向け)
要点で学ぶ、色と形の法則150
色や形について、様々な見え方と錯視について解説した書籍。
日本で唯一の色彩に関する総合研究機関である日本色彩研究所が監修しており、色の面積効果や角度詐欺など論理的に色と形について、学びを深めることができるオススメの一冊。
【著者】名取和幸
【発行日】2020/07/21
配色アイデア手帖
127項目のテーマに沿って、3175種類もの配色サンプルを用意している書籍。Webやグラフィックデザインは勿論、イラストやプレゼン資料などにも使うことができます。全テーマ見開きで完結するため読みやすく、本のサイズもコンパクトで制作の際に手元に置いておきたい一冊です。
【著者】桜井 輝子
【発行日】2017/12/16
3色だけでセンスのいい色
センスがないと感じる方でも立った「3色」でおしゃれな配色を完成させることができる書籍。発売1年で12万部突破した今話題の書籍の一つです。全て配色のデザイン作成もあるため、イメージを膨らませながら、バランスの良い配色スキルを身に付けることができます。
【著者】ingectar-e
【発行日】2020/06/12
配色デザインカラーパレット
それぞれの色の意味や物語、デザインの実例を元に、感情溢れる配色デザインを紹介している書籍になります。色が与える印象を駆使して、デザインを作成することができるようになります。クリエイティブに欠かせないパレットを手に取り、オリジナリティあるデザインを生み出したい方にオススメです。
【著者】サラ・カルダス
【発行日】2021/04/15
かわいい色の本 デザインと言葉の配色ブック
「かわいい色味のデザインを作成したい」方向けに解説している書籍。
豊富なデザインの作例とキーワードから、セットを選んで配色するだけでかわいいデザインが作成できます。紙面にCMYK値、RGB値、WEBカラーコードが掲載されており、Webやグラフィックデザインに限らず、ハンドメイド、刺繍、ぬり絵、DIYなどにも活かすことが可能です。
【著者】ingectar
【発行日】2017/06/09
デザイン配色解剖
配色について、言語化するスキルを身に付ける書籍。
制作時の打ち合わせ等でクライアントに論理的な説明ができるように、配色デザインを大解剖しています。配色の仕方やテクニック、アイディアを増やしていきたい方に是非読んでほしい一冊です。
【著者】桜井 輝子
【発行日】2021/12/08
COLOR DESIGN カラー別配色デザインブック
定番色に合わせて、補色や同系色を決めていく等の配色手法を学ぶことができる書籍になります。
配色の目的によって効果的な配色を学ぶことができます。
基本的な配色知識から、SNSやファッションまで幅広く応用したい方にオススメしたい一冊です。
【著者】ingectar
【発行日】2021/02/10
配色スタイルハンドブック
「こんな雰囲気」を思いのままに。をテーマに、150以上のビジュアルを元に900以上の配色パレットを紹介している書籍になります。それぞれCMYK値/RGB値の記載があり、様々な場面での活用が可能です。感情を刺激しつつ、より良い配色表現をしたい方にオススメの一冊です。
【著者】ローレン・ウェイジャー
【発行日】2018/01/30
デザインオススメ本(UIについて極めたい方向け)
UIデザインの教科書
UIデザインを初めて学ぶ方に向けて、イラストや画像を活用して分かりやすく解説している書籍になります。「分かりやすさ」と「使いやすさ」に注目して要点をまとめており、UIとは何かを理解することができます。デザイナーは勿論、エンジニアやディレクター、マーケターなど、制作に関わる全ての方にオススメの一冊です。
【著者】原田 秀司
【発行日】2019/01/21
みんなで考え、カイゼンする。UIデザイン
サービスやアプリのUIをチームで創り上げていく仕組みや手法を紹介している書籍。ニーズの汲み取りから、具体的な開発プロセスを理解することができます。どのようにして現場で取り入れていけば良いのか、より現場に近い知識を入れたい方は是非読んでおきたい一冊です。
【著者】栄前田 勝太郎・河西 紀明・西田 陽子
【発行日】2019/03/19
オブジェクト指向UIデザイン
本の名前の通り、オブジェクトを起点としてのUI設計を解説している書籍。前半部では理論やプロセス、後半部では実践演習があるため、実際に考えて手を動かしながら試行錯誤することができます。UIの設計手法を自身に染み込ませたい方にオススメです。
【著者】上野 学
【発行日】2020/06/05
UI GRAPHICS
インターフェイスに向き合うデザイナーの実践と思考を紹介している書籍になります。
実際にこの領域に携わる研究者および実践者の知見に触れることができるため、より本質的に学びを深めたい方にとっては、とっておきの一冊です。
【著者】安藤剛・水野勝仁・萩原俊矢・ドミニク・チェン・菅俊一・ 鹿野護・有馬トモユキ・渡邊恵太・須齋佑紀・津﨑将氏
【発行日】2018/10/19
UI/UXデザインの原則
200社以上のCVR改善に貢献してきた平岩大祐さんが、UI/UXについて初心者の方に分かりやすく解説している書籍になります。見た目は勿論のこと、分かりやすさやサービス全体を通じて得られる体験を大切に制作する重要さを知ることができます。
【著者】平石大祐
【発行日】2020/10/23
UIデザインの心理学
UIデザインについて、心理学の観点から解説している米国でベストセラーの書籍。注意、記憶、想起、学習、意思決定などの心理学的な専門知識を学習でき、UIデザインの原理・原則となる考え方を身に付けることができるオススメの一冊です。
【著者】武舎 広幸
【発行日】2015/03/13
はじめてのUIデザイン
UIデザイナーを目指されている方向けに基本を紹介している書籍。第一線で活躍されているプロのデザイナーさんの経験を元に考えや視点が記載されています。プロの考え方も参考に、基本的な知識や考え方をひととおり身に付けたい方にオススメです、
【著者】池田 拓司・宇野 雄・上ノ郷谷 太一・坪田 朋・元山 和之・吉竹 遼
【発行日】2019/04/08
インターフェースデザインの心理学
多くのデザイナーやエンジニアに支持され続けるロングベストセラーの書籍の一つ。
人間の行動原理を理解して、デザインを制作できるようになる内容が盛り沢山です。人間の思考や行動を読んで、直観的に人を引きつけるデザインを制作したい方にオススメの一冊です。
【著者】武舎 広幸
【発行日】2021/04/13
デザインオススメ本(UXについて極めたい方向け)
UXデザインの教科書
優れたUXをデザインするための理論や制作プロセス、デザイン手法に関する基礎知識を体系的に解説している書籍になります。ユーザーがより良い体験をするためにの基本的な考え方を網羅しています。UXデザイナーとしてスキルアップしていきたい方にオススメの書籍です。
【著者】安藤 昌也
【発行日】2016/06/01
LEAN UX
できる限り無駄を省き、短期間でユーザーにとって最適なデザイン設計を導いていく方法を紹介している書籍になります。仮説の検証方法やユーザーからのフィードバックを効率的に得る方法など、課題への対応力を磨くことができます。実際の企業事例についても紹介しているため、より内容を深めやすいオススメの一冊です。
【著者】ジェフ・ゴーセルフ・ ジョシュ・セイデン
【発行日】2017/07/04
UXデザイン入門
ユーザーに満足してもらえるようなサービスのUIと対話操作をデザインするための手法を紹介している書籍になります。「UXデザイン入門」とあるように、まずここは押さえておきたいと内容が多く、UXデザイナーを目指す方にとって、オススメの一冊です。
【著者】川西 裕幸・ 潮田 浩・栗山 進
【発行日】2012/01/26
Web制作者のためのUXデザインをはじめる本
UXデザインの基本から、ユーザビリティ評価やプロトタイピング、構造化シナリオ、ユーザー調査など、8つのステップに分けて解説している書籍。また「白石由香」というWebデザイナーのペルソナを作成して、その女性に向けて記載されていることもあり、よりリアルに楽しみながら読み進めることができ、オススメの一冊です。
【著者】玉飼 真一
【発行日】2016/11/15
一人から始めるユーザーエクスペリエンス
これからUXの知見を入れていきたい方や組織に向けて、実践的に解説している書籍。長谷川 敦士さんの豊富な実務経験に基づいて、UXの全体感を分かりやすく解説し、UXチームの作り方から運営方法まで詳細に解説しています。入門的でありながら専門家にも役立つようなバランスの良いオススメの書籍です。
【著者】長谷川 敦士
【発行日】2015/07/27
IA/UXプラクティス
UXデザインや情報設計、コンテンツ構造設計について、Q&A形式で学んでいく書籍。従来のWeb制作からマルチデバイス対応のWeb制作に移行する際の有効な知識やノウハウを分段にまとめて記載しているオススメの書籍の一つです。
【著者】坂本 貴史
【発行日】2016/03/22
UX戦略 ユーザー体験から考えるプロダクト作り
企業戦略としてのユーザー体験の価値向上を図っていくための、UX戦略について解説している書籍。実例を元に、UX戦略の考え方に沿って、成功するプロダクトを作るための具体的な手法を解説しています。要素の分析や評価を行い、より良いUX戦略を練っていきたい方にオススメの一冊。
【著者】Jaime Levy・安藤 幸央
【発行日】2016/05/25
まとめ
いかがでしたか?
現役デザイナーが厳選したデザインの学習にオススメの本について、ご紹介しました。
書籍で知識をインプットしてスキルを高めていくことは勿論、制作の際にふと見返すツールとしても有効です!
現在、数多くのデザインの書籍が出版されているため、ご自身に合うものをよく見極めて、理解を深めていきましょう!